<幼少期>
1977年1月生まれ。漁師の息子として宮崎県北浦町に生まれる。近所の海で獲った牡蠣や裏山にあるアケビ、山モモ等を『自然の中』で食べる美味しさを知り、海や野山を走り回る毎日。 そして親父が獲ってきた魚を近所の農家へ御裾分けし農家の方から野菜を頂き、お袋が野菜を、親父が魚をそれぞれ料理し家族皆でいただくという、ほぼ自給自足の家庭で育つ。
<12歳>
毎日釣りに出掛け、自分で釣った魚を料理する中で人の喜びが自分の喜びになる。
自然と料理人の道へ進みたいと思う。
<20歳>
親父の後を継ぎ漁業の道へ。 自然の流れに身を任せ親父や仲間達と魚を追う日々。漁の後、朝日を眺めながら船上で食べる握り飯の美味しさに改めて感動する。いつか本格的に料理人の道へ進みたいと心に決める。
<27歳>
夢であった料理人になる意志を固め親父に相談。勿論反対。しかし最後は「俺も好きなことしてきた。お前もやればいい」との言葉を受け関西へ。下積みは短期間(4年間)ではあったものの、京都、大阪、オーストラリアで様々な出会いと多くの経験をする。
<31歳>
経験は短かったが、やるべき事がハッキリしていたので、迷うことなく独立。
2008年12月に『きたうら善漁。』を開店。
<2015年現在>
日々、食材と対話し料理道を精進しております。これまでに様々な方々との出会いがありましたが、私の師匠は紛れもなく親父とお袋、そして故郷の自然でございます。この環境で育った私がやるべき料理をただ、ただ直向きに追求し、世界中のお客様にこの土地の自然の恵みと物語を感じて頂ければ幸せでございます。
農林水産省による、第6回料理人顕彰制度『料理マスターズ』ブロンズ賞 受賞
・授賞式を終えて(善漁。ブログ) http://www.zenryomaru.jp/blog/?p=4553
・授賞式の様子(善漁。ブログ) http://www.zenryomaru.jp/blog/?p=4545
・料理マスターズ倶楽部 サイト http://ryori-masters.jp/
料理人 吉田善兵衛
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